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IOS (アップル) : ウィキペディア日本語版
IOS (アップル)

iOS(アイオーエス)は、アップルが開発・提供するオペレーティングシステム組み込みプラットフォーム)である。iPhoneiPod touchiPadiPad miniApple TVに搭載されている。
元はiPhone OS(アイフォーン オーエス)という名前だったが、2010年6月21日にリリースされたバージョン4.0からは現在のiOS(アイオーエス)という名称が使われている。
==概要==
アップルのスマートフォンであるiPhoneや、PDA機能を持つデジタルメディアプレーヤーのiPod touch、タブレット端末のiPad・iPad miniに搭載されているオペレーティングシステムである。セットトップボックスApple TVにも採用されているが、ユーザによるアプリケーションの追加ができないなど大幅に機能が制限されている。
iOSは、基本的にMac OS Xタッチパネルの携帯機器に最適化した形で再構成したもので、ユーザインターフェースは全く異なるものの、Darwinカーネル(XNU)の上に、Cocoaベースのアプリケーションフレームワークが載っている構成はMac OS Xと共通する。ただし、Mac OS Xの根幹技術の一つであるCarbonUNIX関連の機能の多くを欠いており、開発者はCocoa Touch、Media、Core Services、そしてCore OSという4つのレイヤを通じてOSにアクセスする。マルチタッチパネル、加速度センサなどを生かした、従来にはない特徴的なユーザインターフェイスで注目を集めた。
当初はユーザによるアプリケーションの追加は認められていなかったが、2008年6月よりSDKが整備され、App Storeで自由にアプリケーションを追加できるようになっている。iPhone SDKの登場により、Cocoaフレームワークと開発言語としてのObjective-Cが改めて注目されることとなった。iPhoneはJava仮想マシン、Carbonを搭載しておらず、iPhone向けネイティブアプリケーションの開発には、基本的にObjective-C(もしくはSwift)を習得する必要がある〔ただし、Mac OS XのCocoaと同様、Objective-CにCやC++を混在させたり、CやC++で記述されたライブラリを呼び出して利用することが可能。iOS 4.1でスクリプト言語のインタプリタの使用も許可され、スクリプト言語での開発もできるようになった。〕〔MonoTouchといった開発ツールによりObjective-C以外の言語で開発することも可能ではある。〕。iOSのカーネルは当初からマルチタスク対応であり、音楽再生などのOSに組み込まれたプロセスはバックグラウンドで実行させることができたが、iOS6までは、バッテリやメモリ容量の制約から、1度に起動するアプリケーションは1つに限定されていた〔iOS 4.0から複数アプリケーションの同時立ち上げが可能となったが、バックグラウンド実行はOSに組み込まれた7種類のプロセスのみ許可され、他のプロセスはスリープ状態となった。〕。iOS7からはこの制約は撤廃された。
なお「IOS」はシスコシステムズの商標であるが、同社はアップルが「iOS」の商標を使用することに合意している〔Cisco and Apple Agreement on IOS Trademark - cisco.com 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「IOS (アップル)」の詳細全文を読む



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